渡り廊下走り隊といえばAKB48のサブユニットであることはみなさんご存知かと思いますが、元々は渡辺麻友ちゃん、平嶋夏海ちゃん、仲川遥香ちゃん、多田愛佳ちゃんの4人で結成された「渡り廊下を走ってそうなイメージ」から名付けられたという(あくまでも噂)のユニットです。
昨年2010年の2月に新メンバーとしてチームK所属の菊地あやかちゃんがメンバーに加入しまして、さらに今年の2月には小森美果ちゃんと岩佐美咲ちゃんもメンバーに加えて(もちろん当時は2人とも尾木プロ所属、現在は岩佐美咲ちゃんが長良プロダクションに移籍)「渡り廊下走り隊7」として七枚目のシングル「バレンタイン・キッス」をリリースしたわけですが、当時はファンの間から「なぜ7人にした!」と評判はよくありませんでした。
当時ファンの間では、「ワロタ7は7ndシングルのバレンタイン・キッスだけのユニットだから次からは5人に戻る」という憶測が主流を占めており、先日新曲の「へたっぴウインク」が発表されるまで、この8ndシングルは「渡り廊下走り隊」名義で出ると信じる人が多かったようです。
渡り廊下走り隊7に追加された2人は期間... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1355281863
エケペディア-渡り廊下走り隊(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/2011-0712-1337-59/www23.atpages.jp/akb49/?%E6%B8%A1%E3%82%8A%E5%BB%8A%E4%B8%8B%E8%B5%B0%E3%82%8A%E9%9A%8A
2010年6月30日、岩佐美咲と小森美果を加えたラジオ限定のユニット「渡り廊下走り隊7(セブン)」を結成。これは同タイトルのニッポン放送のラジオ番組限定のみの活動で、曲やイベントには参加しない。
としっかり書かれています。あくまでも「ラジオ限定ユニット」であって「渡り廊下走り隊7名義のバレンタイン・キッス」のみ活動するユニットであるということが強調されています。ディスコグラフィー欄でも<渡り廊下走り隊名義>と<渡り廊下走り隊7名義>がしっかり区別されているのが分かります。
どうしてファンの大半が<渡り廊下走り隊>と<渡り廊下走り隊7>を強く区別する必要があるのか分かりませんが、新メンバーの加入を快く思わないアンチ以外にこの混乱の原因を求めてみるとWikipediaこの記事が思い当たります。
AKB48から"ラジオ向け"ユニット・渡り廊下走り隊7が誕生”. ORICON STYLE. (2010年6月30日) 2011年2月15日閲覧。
タイトルで”ラジオ向け”を強調しています。確かに<渡り廊下走り隊>のメンバにー2人加えた<渡り廊下走り隊7>というユニットは、ニッポン放送のラジオ番組に出演するメンバーで構成されています。これはおそらく渡り廊下走り隊の5人での活動となると多忙なメンバーの不在によって、ラジオ出演者が確保できなくなる可能性を考えているのに加えて、プロダクション側が知名度の低いメンバーをメディア出演させるためであると考えられます。
そこにおいて解釈のズレがあるように感じます。つまり、"ラジオ限定ユニット"というイメージが、当時インターネット上で主流を占めていた2人のメンバー入りを快く思わない感情と伴って、「渡り廊下走り隊7はラジオ限定ユニット≒期間限定ユニット」というように都合よく解釈されてしまったのではないでしょうか。ちなみに他のメディアでは<渡り廊下走り隊>が<渡り廊下走り隊7>に変わったというはたから見ればそう見えるであろう一般的な解釈がなされています。
渡り廊下走り隊、2人増えて7人組のユニット「渡り廊下走り隊7」に / BARKS ニュース
http://www.barks.jp/news/?id=1000066356
私は7ndシングル「バレンタイン・キッス」発売以降、メディア露出の少ないメンバーのためにも、このまま<渡り廊下走り隊7>として活動を続けると考えていました。その後岩佐美咲ちゃんのプロダクション移籍にも関わらず、このように8ndシングルをリリースする運びとなり現実的には<渡り廊下走り隊>の後釜として<渡り廊下走り隊7>というユニットに変化したと考えるのが最も妥当であると考えています。つまりワロタとワロタ7を明確に区別する必要はもはや無いと思います。
この議論がどのような意味を持っているのかについては我々オタクの間でしか重要でありませんが、真面目に考えてみました。
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